2014年2月6日木曜日

プロジェクト学習発表会を終えた1年生へ

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先日、1年生の授業「フィールド科学応用実習」の最後の日を迎え、発表会が行われました。

発表会とは

1年間かけて行ったフィールド科学応用実習内のプロジェクト学習の成果を発表する場

プロジェクトは4つに分けた各班に2つずつあり、

プロジェクトのテーマに沿って、実験、調査を行い、最後の発表会で発表する。

この実習は、普段の勉強とは違って、不慣れなことがたくさんあったと思います。

しかし、どの班も精一杯取り組み、われわれの期待以上の発表しました。

ここで、一生懸命実習に取り組み、素晴らしい発表をしてくれた生物環境科学課程1年生の皆に感謝の意を示すとともに、この実習に携わったことを誇りに思います。

また、この実習に携わった先生方および職員、サポートしてくれた学生の皆さんにここでお礼を申し上げます。

 

さて、このプロジェクト学習を通じて何を得て欲しかったかと考えると、

作物の栽培方法、動物の管理方法、農業機械への理解以上に、人生において本質的に必要な経験を得て欲しかったと私個人は思います。

例えば、各班は20人で構成されていますが、20人の人がいれば考え方も20通りあります。

もしも、全く同じ考え方の人がいたら、どちらか一方は居なくても同じです。

この20人で構成された班で1つのプロジェクトテーマに沿って実験や調査を進めていき、最終的には1つの成果としてまとめて、発表します。

これは、社会での働き方と似ていませんか。

受験勉強はチームではなく個人での勝負になりますが、これから大切なのはチームとして最高のパフォーマンスをすることです。

チーム内にはモチベーションの違い、能力の違いなどから種々壁があったことでしょう。

チームをまとめることができた班もいればできなかった班もあったでしょう。

この”できなかった失敗”を大切にしてほしいと思います。

にもかかわらず、1年生の皆さんはそのような壁を乗り越えて無事に発表会を終えることができました。

自信をもって次のステージへ邁進してください。

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