本ブログは岐阜大学フィールドセンサーのブログですが、取り組み紹介を別サイトで行っているため、センターの取組みを載せなくなって久しいですが、せっかく立ち上げたブログで何か世の中に役立つことを発信したいという思いで綴っています。
さて、みなさんは職場で、地域のコミュニティで、あるいは家庭内でのリーダーでしょうか。あるいは、肩書はなくともその役割を果たしていませんか。
私はリーダーの肩書もありませんが、リーダーにふさわしい人間になるべきだと考えています。私、古川の人生で成し遂げたいことは、「現在・未来の笑顔を増やすこと」です。農学部に入学したのも「食糧問題を解決したい」と思ったからです。目標を成し遂げるために、自分一人で奮闘するより、リーダーとなって奮闘するほうがその何倍も結果が出るでしょう。
このような理由で多くの人がリーダーになるべきだと思うのですが、リーダーには何が必要なのでしょうか。これをリーダーある人々が意識すると、リーダーも部下もより良い結果を享受できるはずです。
今回は備忘録も兼ねてリーダーになるための11の重要な条件を記載します。
1.揺るぎない勇気を持っていること
勇気は自分自身の知識と経験によって裏付けられていること。どんな部下でも、自信と勇気のないリーダーにはついていかない。賢明な部下なら、いつまでもそうしたリーダーの下にいない。
2.セルフコントロールできること
自分をコントロール出来ない人が、他人をコントロールできるはずがない。もちろんリーダーとしての地位を利用して部下にセルフコントロールを強いることはできるが、部下はそのようなリーダーの指示をまともには受け止めない。
3.強い正義感を持っていること
リーダーに公正な正義感が備わっていない限り、部下や周囲の人々の尊敬を集めることも、その尊敬を維持することもできない。
4.強固な決断力を持っていること
決断を迫られたときに迷う優柔不断な人間は、自分が進むべき方向に対する信念のない証拠である。また、「責任を負いたくない」という意識的あるいは無意識的な心構えを持っている場合もある。そのような人間は優れたリーダーにはなれない。
5.計画性を持っていること
成功を収めているリーダーは、仕事をきちんと計画し、その計画を実行する。現実的かつ的確な計画を持たずに、行き当たりばったりで仕事をするようなリーダーは、海図を持たない船のように座礁してしまう。
6.報酬以上の仕事をする習慣を持っていること
リーダーとしての必要条件は、部下に要求する以上に、自分が仕事をするという意思をもつことである。
7.明るい性格を持っていること
だらしなく、また根が暗い人はリーダーにはなれない。リーダーは人から尊敬されなければならない。明るい性格でなければ、部下の尊敬を集めることはできない。
8.思いやりと理解を持っていること
リーダーは、部下を信頼し、その部下の気持を理解できる人でなければならない。リーダーは部下におもいやりを持ち、部下の抱えている公的あるいは私的な問題や悩みを理解しなければならない。
9.詳細を認知していること
優れたリーダーになるためには、リーダーとしての立場に関することを詳細にわたって知っておかなければならない。これは当然のことである。あなたが今、リーダーという地位にいないのなら、今から「優れたリーダーはリーダーとしての立場に関することを詳細にわたって知っておかなければならない」ことを頭に叩き込む必要がある。
10.責任感を持っていること
優れたリーダーというものは、部下の失敗や欠点についても責任の取れる人でなければならない。責任から逃れようとする人は、リーダーを返上すべきである。部下が過ちを犯しても、能力がないことがわかっても、それを自分のミスとして考える人間でなければならない。
11.協調性があること
リーダーは、強調という言葉の真の意味を理解し、実践しなければならない。また、部下にもそのことを徹底させなければならない。優れたリーダーであるためには力が必要だが、その力を得るには強調が必要である。
フルカワ