食に相当こだわっている人以外は食味ランキングを気にしたことがないのではないでしょうか。
日本穀物検定協会が毎年、山地別銘柄の食味ランキングを発表しています。
さて、先日このようなニュースがありました。
お米の味、九州と北海道産が台頭 勢力図に変化 - 47NEWS(よんななニュース)
内容をまとめると、日本穀物検定協会がまとめた2011年度産米「食味ランキング」で、
最高評価の”特A”を認定された26銘柄のうちに占める九州産と北海道産銘柄が増えたという記事です。
この”特A”にランクインした銘柄はもっちりとした食感の品種です。
お米の食感についてはこちらを参照ください。
一方、当センターで栽培しているハツシモの食感はもっちりとは逆のややぱさつく食感で、
酢飯等に適しています。
”特A”にランクインした銘柄米の傾向とは逆らっていますが、岐阜のハツシモは上から二番目のランク”A"にランクインされています。
米の名産地ではなかった九州や北海道の銘柄がランクインしてきたことは、
地道な品種改良の結果であるといえます。
地道な努力が結果を結ぶ・・・努力は裏切らないことの良い例ですね。
フルカワ