2011年12月13日火曜日

肥料のはなし①

Posted by Picasa
肥料袋の裏には、保障成分量が印刷されています。
そこには各成分の量が印刷されているのですが、リン酸や加里は「く溶性」と「水溶性」というように別れて表示されています。
「水溶性」とは、文字通り水に溶けるものを指し、ただちに水に溶け、植物に吸収されます。

では、「く溶性」とは何でしょうか。
実は、この「く溶性」とは、クエン酸2%溶液で溶ける成分を指します。
植物の根は、有機酸等の弱酸を分泌しています。したがって、この植物の根から分泌される弱酸が蓄積されるにつれ、く溶性成分は溶けだします。
つまりゆっくりと効く成分ということです。
フルカワ
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